2002年度大学院電子情報系講義課目「応用数理特論」

講師: 藤坂 博一 (京都大学情報学研究科)

場所: A棟2F会議室

日程:
5月28日(火) 時間:To be announced.
5月29日(水) 時間:To be announced.
5月30日(木) 時間:To be announced.
5月31日(金) 時間:To be announced.

講義内容:
まず、非平衡系の動力学を学習するための基礎として、物理的確率課程論および非線形力学の基本的な概念と事項について述べる。熱対流系と非線形化学反応系を例にして、散逸構造の形成過程とそれを記述するための振幅方程式について詳述する。最近、振動磁場下で見出されている動的相転移の発生機構について述べ、周期振動子およびカオス振動子の結合系を用いて結合振動子系における引き込み現象の基本的な発生機構と破れに伴う間欠性について述べる。また、特に非平衡系で観測される大きなゆらぎを解析するための大偏差統計の方法について例をあげながら説明する。さらに、多重フラクタルに関して、多重フラクタル変動と乱流を例にして述べる。

2002年度学部応用物理学科、特別講義「非平衡系の統計力学」

講師: 宗像豊哲教授(京大)担当

場所: A棟2F会議室

日程:
6月12日(水) 時間: To be announced.
6月13日(木) 時間: To be announced.
6月14日(金) 時間: To be announced.

講義ノートはhttp://amech.amp.i.kyoto-u.ac.jp/~munakata/からダウンロードして下さい。

2002年度大学院集中講義

科目名:物質応用特論
英文科目名:Applied Material Science
担当者:甲斐 昌一
授業(形態):専門科目(講義)
単位(区分):2単位(選択必修)
日時:12月25〜27日

科目の主題と目標:

非平衡状態にある物質中に現れるパターン形成の物理学を学ぶ。非平衡熱力学の初歩から始め、その応用として非平衡散逸構造の熱力学と非線形動力学を理解する。それらの具体例として、生物を含め物質に現れる時空構造はどのような機構で生まれ、それがどのような機能や役割を果たしているかを理解することを目標にする。

授業内容・授業計画:

簡単な熱力学から非平衡とは何かを知り、そこに生まれる様々な構造の例、例えば熱対流、液晶の電気対流、ベローゾフジャボチンスキー化学反応構造を始め生物に現れる時間的空間的構造を示す。これらの具体的な例を背景に、引き込み現象や散逸構造形成を導く各種のモデル、オレゴネータ、チューリングモデル、ファンデアポール方程式、フィッツヒュー南雲方程式、ナビエストークス方程式などの物理的解釈とパターン形成現象の理解を深めるように講義する。

評価方法:講義中の質問に対する回答内容とレポート

教  材:パターン形成(朝倉書店)

コメント:熱力学、非線型回路の基礎知識を修得しておくことが望ましい。