Department of Applied Physics
物理学と工学の接点に立脚するのが、応用物理学です。
量子物理からカオスまで、広い内容を持つ現代物理学の基本法則の工学への適用を
追求している本学科では、先端技術のフロンティアをめざし、時代を先取りした先
駆的な実験を企画するとともに、新たな理論の探求を行っています。
本学科では、ナノテクノロジー・数理科学を含む応用物理学の先端分野で活躍でき
る若手人材の育成をめざし、小人数態勢の教育と研究指導を行います。
学科構成と指導教官
研究分野 | 研究内容 | 指導教官 |
電子物理工学分野 | オプトエレクトロニクス |
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光物性工学分野 | 半導体量子構造(ナノ構造)における量子効果光物性と光機能性 / フェムト秒超短パルスレーザーによる超高速(テラヘルツ領域)光学現象 |
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物性制御工学分野 | 分子線エピタキシー 表面 |
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応用分光計測分野 | フェムト秒からCWまでのコヒーレント光源システムの開発と非線形分光応用 / レーザー冷却を出発点としたコヒーレント原子波源の開発 / スピン偏極ヘリウムイオン源の開発とイオン中性化分光法 / 単一電子源の開発と真空場での基礎実験 |
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数理工学分野 | カオス、ソリトン、フラクタルをキーワードとして、工学と数理科学との 接点に広がる理論的問題(たとえば、物質の非線形非平衡状態)を探究 / 密度行列繰り込み群や量子モンテカルロ法を用いた量子多体系の数値解析 |
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