★ようこそ 波動物理工学研究室へ
大阪市立大学  工学部   Since 2010 11.01
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電波と光をつなぐテラヘルツ技術の開発

    

THz

 

研究概要:
   波動物理工学研究室では,テラヘルツ波(以後,THz波と記す)と呼ばれる電磁波の領域を中心に研究をしています.THz波は携帯電話に使用されている電波よりも千倍ほど高い周波数の電磁波です.同じ電磁波である電波や光の領域が著しい技術革新により様々な発展を遂げてきたのに比べて,THz波はごく最近まで未踏領域(未開拓領域)と言われていた歴史もあり,現在でも開拓の余地が多く残された電磁波領域です.この領域は現在,エレクトロニクス(電子を使った技術)とフォトニクス(光を使った技術)の発展と拡大により両方の技術が重なり合う,いわば,先端科学技術のるつぼで,技術発展の著しい電磁波領域です.電波と光の性質をバランスよく持つこの領域では,X線やγ線のように物質を透過したり,指紋のように物質固有の吸収スペクトル(指紋スペクトル)を示したりする等の特徴があることから,セキュリティーや医療・創薬開発,農業・工業における管理,環境計測や高速情報通信など様々な応用の可能性が期待されています. 様々な応用が期待されているTHz波領域は,是からも多くの最先端を行く研究者らが集まって,新たな知見や技術革新が誕生してくることが予想されます.また一方で,産業分野のTHz波に対するニーズも多様化してくることが予想されます.THz波領域がスムーズに,かつスピーディーに発展していくには,もっと取り扱い易く,様々な操作や制御を可能とする技術が是からも必要であり,この未踏領域の秘めた可能性を見出してアピールしていく必要があります.波動物理工学研究室では,その様な考えから,THz波を中心とする未踏の電磁波領域を扱い易くする為の技術開発や応用の探索に取り組んでいます.
   このように飛躍的な発展を遂げているこの領域は,これからも多くの研究者らが集まって,学術的知見の発見や技術革新があらわれてくることと思います.その為には是からも,基礎研究や応用の探索に向けた要望に応えられる技術開発が必要です.そのようなことから,私はこの電波と光をつなぐ電磁波領域をもっと簡便に,もっと使い易くなるようにとの思いから,この領域の電磁波計測に関係する技術開発をしています.その取り組みとして,現在,発生や検出に使用する超短パルスレーザーや,様々な電磁波計測に使用できる高機能な光学素子の開発をしています.また,光学素子の機能を活かしたセンシング応用や,新奇な計測方法およびその計測システムなどにも取り組んでいます.

研究分野紹介

エンハンスメント

ワイヤーグリッド

金属メッシュデバイス

メタマテリアル