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電波と光をつなぐ電磁波計測システムの開発と応用

    

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研究テーマ名:電波と光をつなぐ電磁波計測システムの開発と応用

 

研究概要:
   私は,テラヘルツ波と呼ばれる電磁波の領域を中心に研究をしています.テラヘルツ波は携帯電話に使用されている電波よりも千倍ほど高い周波数の電磁波です.同じ電磁波である電波や光の領域が著しい技術革新により様々な発展を遂げてきたのに比べて,テラヘルツ波はごく最近まで未踏領域と言われていた歴史もあり,現在でも開拓の余地が多く残された電磁波領域です.この領域は現在,エレクトロニクスとフォトニクスの技術発展により両方の技術が重なり合う,いわば,先端科学技術のるつぼで,技術発展の著しい電磁波領域です.その領域からテラヘルツ時間領域分光法と呼ばれる画期的な分光法なども誕生しています.電波と光の性質をバランスよく持つこの領域では,X線やγ線のように物質を透過したり,指紋のように物質固有の吸収スペクトル(指紋スペクトル)を示したりする等の特徴があることから,セキュリティーや医療・創薬開発,農業・工業における管理,環境計測や高速情報通信など様々な応用の可能性が期待されています.そのような特徴から,様々な分野の研究者等がこの領域に集まって独自の進展を遂げています.また,分野間のコラボレーションによる技術革新や応用なども数多く提案されています.
   このように飛躍的な発展を遂げているこの領域は,これからも多くの研究者らが集まって,学術的知見の発見や技術革新があらわれてくることと思います.その為には是からも,基礎研究や応用の探索に向けた要望に応えられる技術開発が必要です.そのようなことから,私はこの電波と光をつなぐ電磁波領域をもっと簡便に,もっと使い易くなるようにとの思いから,この領域の電磁波計測に関係する技術開発をしています.その取り組みとして,現在,発生や検出に使用する超短パルスレーザーや,様々な電磁波計測に使用できる高機能な光学素子の開発をしています.また,光学素子の機能を活かしたセンシング応用や,新奇な計測方法およびその計測システムなどにも取り組んでいます.

        

 
   
   
   
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